レポート:10月研修「禅」について

 

1025日の日曜日、通常利用させて頂いている「ぽぽら」にて13名の会員並びに4名の受講希望者の計17名が、本日の講演者である樋口星覚氏の講演に集まる。

 

星覚氏は永平寺に3年間上山していた僧侶であり、俳優でもあり、自己紹介から禅について語ってくれた。役者の勉強は何かを身につけるのではなく、自分が身に付けた経験や垢を剥がすとの事。「禅」とは自分で体得するものであり、真の自分を発見することと理解したが実際、星覚氏の口からは明確に何であるかの話は出てこない。

 

永平寺は禅の修行の場であるが、そのDVDを見ながら、星覚氏の説明を受けるが、PCに音量の問題があり、聞き取りにくかったのは少々残念だった。禅問答は臨済宗が有名であるが、曹洞宗でも禅問答があると初めて知った。

 

外国人の質問で、女性が入門できるか、何故頭髪を剃るのか等の質問も日本人でありながら同じ質問が多く出るようになってきていると感じた。要するに日本の常識と思われてきた事が実際通じなくなってきているように思う。一つの修行の場である永平寺という社会は異様であるが、何もない状態を体験できる意味においては僧侶に取っては何事にも代えがたい体験であると思った。

 

茶道、華道にも禅のこころや作法が生かされているようだが、日本の美(削ぎ落とした美しさ?)が西洋文明に生きる人間に何か魅力を感じさせてくれるのであろうと思うようになった。

 

今度は曹洞宗の寺に行き、坐禅をする研修を外国人とともにする企画を提案したい。

 

 

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